紀元8年にユリウス暦の仕様が定まり、以後安定して行われるようになりました。一方それ以前については事情がはっきりしません。
一応は紀元前46年からユリウス暦は存在したのですが、年ごとに実際に行われたカレンダーの細部が具体的にどうであったのかは確実に同定できるとは言えないのです。
（大昔の正確な日付を記述するためにはユリウス日や先発グレゴリオ暦などを使用することができます。）

1582年以降、グレゴリオ暦が行われ始めます。曜日を知るにはその日付の記録がユリウス暦、グレゴリオ暦のいずれによるものかの注意が必要です。参考

必要であれば未来のユリウス暦のカレンダーも求めることができます。
ユリウス暦は紀元8年に仕組みが安定し、紀元9年以降は28年ごとに同じ内容のカレンダーが同じ順番で繰り返されますから、目的の年と700または1400年差の年と同じになります。

日付換算法：
1582年にグレゴリオ暦が制定された際、ユリウス暦325年のキリスト教公会議で3月21日を春分とすることが決められていた事実があったので、それに合うように日付が設定されました。当時のユリウス暦と新しいグレゴリオ暦のずれは10日でしたが、その後もユリウス暦の暦法を適用し続けると、現在ではそのずれが13日となります。
1582年以降も引き続き使用されたユリウス暦で記された日付をグレゴリオ暦の日付に換算するには次のように行います。

グレゴリオ暦の日付をユリウス暦に換算するには上の逆を行います。

1582年以前のユリウス暦を先発グレゴリオ暦に換算するには

ユリウス暦とは

注意：例えば今年をユリウス暦のカレンダーで表示して「今日はユリウス暦では〇曜日になるのか」と読み取るのは誤りです。
正しくは、今日と同じ日付を見つけてそれを13日遡ると現代の今日と同じ曜日の日に当たりますから、それを「ユリウス暦を使い続けていたら、今日はまだ○月○日で、曜日は同じだ」と理解してください。

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