月齢と月の形

月の形と位置について

 その日の月齢が分かれば月の様子が分かります。
 日付が旧暦の場合には [日付-1]=[その日の月齢] となります。
 それぞれの月齢の日には下の図のような月が、東の空では左に傾いて、西の空では右に傾いて見えます。

月齢 0 月齢 1 月齢 2 月齢 3 月齢 4 月齢 5 月齢 6 月齢 7 月齢 8 月齢 9 月齢10 月齢11 月齢12 月齢13 月齢14
                             
月齢15 月齢16 月齢17 月齢18 月齢19 月齢20 月齢21 月齢22 月齢23 月齢24 月齢25 月齢26 月齢27 月齢28 月齢29

月の見える時間と方向

 月は東から昇り、太陽より僅かに遅いスピードで空を進み、西に沈みます。昼間は薄く白っぽく、夜は明るく
 見えます。
 以下の説明では昼間の月を灰色で、夜間の月を黄色で示します。黒色は見えない部分です。

 月齢0
 新月
(月齢平均29.53で0となる)。月は日の出とともに昇り、太陽の近くに位置しながら日没とともに沈むので、
 見えにくい。月齢0の瞬間を含む日は旧暦のついたち。

 月齢1
 日の出のあと平均1時間足らず遅れて針のように細い月が昇るが、一日中太陽がそばにあるので見えにくい。
 日没直後沈む。
(その後も月の出は毎日平均50分ぐらいずつ遅くなり、形は少しずつ右から左へ太る。)

 月齢2
 太陽に平均1時間半ぐらい遅れて昇り、沈む。細い三日月。午前は東の空で太陽より低い位置に薄く見
 え、午後高くなり、日没時西の空に光り、日没後しばらくして沈む。

 月齢3
 太陽に平均2時間半近く遅れて昇り、沈む。三日月型。午前は東の空に薄く見え、午後高くなり、日没時西の
 空に光り、その後沈む。

 月齢4
 太陽に平均3時間あまり遅れて昇り、沈む。三日月型。午前は東の空に薄く見え、午後高くなり、日没時以降
 西の空に光る。

 月齢5
 太陽に平均4時間ぐらい遅れて昇り、沈む。太った三日月型。

 月齢6
 太陽に平均5時間近く遅れて昇り、沈む。半月に近い。

 月齢7
 上弦の半月。正午ごろ昇り、日没ごろ一番高くなり、その後西へ進んで深夜に沈む。
 「上弦の月」。(名称は「上旬」から。沈むとき弓の弦を上にした形となる。)

 月齢8
 ややふくらんだ半月。昼すぎ昇り、日没すぎ一番高くなり、その後西へ進んで深夜に沈む。

 月齢9
 ふくらんだ半月。午後昇り、日没すぎ一番高くなり、その後西へ進んで深夜遅くに沈む。

 月齢10〜12
 午後に昇り、日没ごろ東の空に見え、夜に入って一番高くなり、未明に沈む。

 月齢13〜14
 満月に近くなる。日没前に昇り、夜遅く一番高く、夜明け前に西に沈む。(旧暦では月齢14の瞬間を含む日を
 15日とし、その夜を十五夜というが、その夜の月が完全な満月とは限らない。)

 月齢15
 満月
(月齢平均14.8 13.8〜15.8の幅がある)。太陽の真反対に位置する。日没とともに昇り、深夜に一番
 高く、夜明けととも に西に沈む。

 
月齢15の瞬間を含む日は旧暦の十六日(十六夜)。(その後は毎日少しずつ右から左へ痩せる。)

 月齢16
 やや右が欠けた満月。日没後まもなく昇り、深夜遅く一番高く、夜明け後西に沈む。

 月齢17〜19
 夜に入って昇り、未明に一番高く、日の出前は西の空にあり、午前中に沈む。

 月齢20〜21
 半月に近づく。夜遅く昇り、日の出前に一番高く、昼前に沈む。

 月齢22
 下弦の半月。深夜に昇り、日の出ごろ一番高く、そのご西の空に薄く見え、昼ごろ沈む。
 「下弦の月」。(名称は「下旬」から。)

 月齢23〜24
 細った半月。深夜すぎに昇り、日の出のあと一番高く、昼過ぎに沈む。

 月齢25〜27
 逆の三日月型。未明に昇り、午前は太陽より高い位置に薄く見え、午後に西に沈む。

 月齢28
 日の出の平均1時間余り前に針のように細い月が昇るが太陽のそばにあって見にくい。日没のすぐ前に沈む。

 月齢29
 日の出直前に昇るが太陽のそばにあって見えにくい。日没直前に沈む。

(上記の月の出入りの時刻は平均です。前後最大2時間ぐらいの幅があります。)

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