補習授業
読み方試験2 (6級)について
最近成績が良くありません。読み方の決まりをよく読んで回答しましょう。
特に注意が必要なところを挙げてみました。
問題文:
かの鉢を棄てて、又いひけるよりぞ、面なきことをば、はぢを棄つとはいひける。
わが袂(たもと) けふ乾ければわびしさのちぐさの数も忘られぬべし
かく呼びすゑて、この度は必ずあはむと、嫗の心にも思ひをり。
かの寮のくわん人くらつ麿と申す翁申すやう
このもちになむ、月の都よりかぐや姫の迎へにまうで来なる。たふとく問はせ給ふ。
御門、かぐや姫を留めて帰りたまはむことを、飽かず口をしく思しけれど、魂をとどめたる心地してなむ、帰らせ給ひける。
宮仕へつかう奉らずなりぬるも、かくわづらはしき身にて侍れば●助動詞「む、〜む」は現代においてどう発音されるか。
●「を」は助詞であるかそうでないか。(助詞でなければ書き換える。)
●「へ」は助詞であるかそうでないか。(助詞でなく、語頭でなければ書き換える。)
●「くわ」は漢字の音読み部分であるかそうでないか。(漢字の音読みであれば書き換える。)
●動詞について難しいところは補講106教室参照のこと。