解答 1

赤字は現代仮名遣いと異なる部分です。

雨にも負けず 風にも負けず 雪にも 夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体を持ち 欲はなく 決して怒らず いつも静かに笑つてる。
一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ あらゆる事を 自分を勘定に入れずに よく見聞きし 分かり そして忘れず
野原の 松の林の陰の 小さな茅葺きの小屋にて 東に病気の子供あれば 行つて看病してやり 西に疲れた母あれば 行つてその稲の束を負 南に死にさうな人あれば 行つて恐がらなくてもいいと言 北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろと言
日照りのときは涙を流し 寒さの夏はオロオロ歩き みんなにデクノバウと呼ばれ 褒められもせず 苦にもされず さう者に 私はなりたい

参考のために全仮名表記もごらん下さい。

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