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例外動詞一覧 あ い う え お か き く こ さ し す そ た ち つ と な に ね は ひ ふ ほ ま み む も よ
大原則: 現代仮名遣ひの語頭以外の「ワ、イ、ウ、エ、オ」は歴史的仮名遣ひでは「は、ひ、ふ、へ、ほ」である。「ジ」は「じ」、「ズ」は「づ」である。
上の大原則では説明できない動詞を以下に網羅しました。赤字は現代仮名遣ひと異なる部分です。
小青字は覚えるための参考に語の由来から転記したものです。
仮名書き部分に関係するので優先して覚えるべきもの 漢字で書けば問題ないもの あまえる 甘 甘やかす 甘ゆ 甘あ(肖)ゆ あふぐ 扇 天吹く
あふぐ 仰 うは(上)向く 逢ふ−
あふむく 仰向 仰ぐ
あふる 煽 扇ぐ
あわてる 慌 泡立ついえる 癒 癒す 癒ゆ いぢめる 苛 いぢる
いぢる 弄 意地
ゐる 居 を(居)る 有の字音wiうゑる(文語 うう) 植 植わる [玉苗植うる夏は来ぬ] うゑ(空彫)る
うゑる(文語 うう) 飢 うつ(空)居る −餌
うわる 植 植ゑる
うんずる 倦 倦みすうずくまる 蹲 うず居 うじ(蛆) ゑがく 描 絵書く
ゑぐる 抉 ゑ(彫)刳る ゑ(彫)る 割る
ゑむ 笑 ヱの発音時の表情おいる 老 老ゆ
おぢる 怖 驚く 怖づ
おびえる 脅 脅かす 脅ゆ
おぼえる 覚 おもほゆ 覚ゆをへる 終 尾経る 尾辺−
をかす 犯 をこ(痴愚) を(招)く
をがむ 拝 折れかがむ
をさめる 治 収 修 長−
をしむ 惜 を(感動詞)− 小−[可愛いの意]
をしへる 教 を(愛)しむ
をそはる 教 をしへる
をどる 踊 小飛ぶ 折取る
をののく 慄 わななく 踊り退く
をる 居 ゐる 居有る 折る[膝を折る意]
をる 折 割る をを(撓)る わわ(破)く 分かる
をはる 終 終へるかいくぐる 掻潜 掻きくぐる
かいだす 掻出 掻き出すかいまみる 垣間見 垣間見る
かをる 香 気折 香居
かわく 乾 気沸くきえる 消 消ゆ [松原遠く消ゆるところ] 気止む
きこえる 聞 聞こゆ 聞かゆくいる 悔 悔ゆ 悔やむ こえる 越 越ゆ 来行く有る 此ゆ −よ(過)ぐ
こえる 肥 肥やし 肥ゆ [馬肥ゆる秋] 越ゆある
こごえる 凍 凍ゆ 氷り入るかうむる 被 蒙 かがふ(頭触)る かうぶる かんむり
こころえる 心得 −得る
ことわる 断 事割るさえる 冴 さやか 冴ゆ 冴ゆる
さかえる 栄 栄ゆ 咲き映ゆる
ざわめく ザワザワさいなむ 苛 さきなむ
さえぎる 遮 さいぎる 先切る
さわぐ 騒ぐ ザワザワしをれる 萎 しなび折れる すえる 饐 饐ゆ 酢ゆ
すゑる(文語 すう) 据 据わる 座る 摺りゑ(植)る −居る
ずっこける 擦りこける
ずばぬける すっぱり
ずらす 擦る
ずりおちる 擦落 擦る
ずる 擦 摺 す(擦)る
ずるける ずるい スルスル
ずれる ず(擦)る す(擦)る
すわる 据 座るすずむ 涼 すがすみ(清澄)し さやさや
すわる 座 据ゑるそびえる 聳 そびやかす そびゆ [そびゆる甍は] そびらよ(背平由)る さうらふ 候 さぶらふ たえる 絶 絶やす 絶ゆ たゆ(弛)む −ゆ(緩)る
たぢろぐ 立ち動くたふす 倒 手伏す
たをる 手折 折る
たふれる 倒 手伏す
たたずむ 佇 立ち住む
たわむ 撓 たをやかつひえる 費 潰 費やす 費ゆ つひや(終遣)る ついばむ 啄 突き食む とぢる 閉 戸釣る 戸詰める たふとぶ 尊 −太し なえる 萎 なよなよ 萎ゆ −寄る −止む にえる 煮 煮やす 煮ゆ ねぢる 捻 ねばちがへる 抜けづ(出)る はえる 生 生やす 生ゆ −得る
はえる 映 栄 映ゆ 面はゆい 流行る 囃す 晴れる ひいや(日彌)る
はぢる 恥 晴れ出づるはおる 羽織 織る ひえる 冷 冷やす 冷ゆ ひいよ(氷彌)
ひきゐる 率 引きゐ(率)るひいでる 秀 穂出づ
ひきずる 引摺 擦るふえる 増 増やす 増ゆ ふいよ(太彌) ふやける はえる ほえる 吠 吠ゆ はうむる 葬 はぶる はむる
はふる 放 はぶる
ほほゑむ 微笑 笑むまず(文語) 混 交 混ぜる
まみえる 見 目見えるまゐる 参 まゐ(参)入る 目居る みえる 見 見る [敵艦見ゆ] むくいる 報 報ゆ 向くる もえる 燃 燃やす 燃ゆ [燃ゆる思ひ] もの焼く
もえる 萌 萌ゆ 芽生ゆる
もだえる 悶 悶ゆ もだ(黙)し悩む 身絶える
もちゐる 用 持ちゐ(率)るまうける 設 儲 ま(設)く 間受ける
まうす 申 まをす
まうでる 詣 まゐい(参出)づ
もぢる 捩 ねぢる よぢるよぢる 捩 攀 ねぢる
よわる 弱 いやを(彌折)れ音読みの漢字一字に「ずる」がついた「案ずる、応ずる、・・・」などの動詞は省略しましたが、それらはすべて「〜ずる」です。(由来は 動詞 する)
訓読みの漢字一字に「んずる」がついた「甘んずる、疎んずる、・・・」などの動詞は省略しましたが、それらは「〜んずる」です。(由来は 動詞 する) ただし文語「擢(ぬき)んづ」。(由来は 出づ)
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